ほうれい線を消すメイクのポイントは次の3つにまとめられます。
- 化粧下地とファンデーションでしっかり土台づくり
- 明るめのコンシーラーで影を目立たなくする
- パウダーやハイライトで光を集める
この3つが揃って初めて、頰の肉のたるみでできてしまうほうれい線を、見えなくすることができるのです。
逆にこの中のどれか一つでもおろそかになっていると、かえってほうれい線を目立たせることになります。
ほうれい線を消す詳しいメイク方法をこの記事でまとめました。
ほうれい線を消すメイクの3つのポイント
冒頭で挙げた3つのメイクのポイントについて順番に説明していきますね。
ほうれい線を消すメイクのポイント1:土台づくり
おろそかになりがちですが、とても大事なのがこの「土台づくり」です。
まず、ファンデーションやコンシーラーなどの乗りをよくするために、化粧下地を行います。
伸びのいい化粧下地をうすーく肌全体に塗っていくのがポイントです。
厚塗りすると、メイクがひび割れしたり、見苦しく見えたりしてしまいます。
かといって、薄くしすぎると、今度はハイライトやコンシーラーの乗りが悪くなるので注意しましょう。
化粧下地を塗ったら、今度はファンデーションを塗っていきます。
後のステップでパウダーのような粉状のものを使用するため、ファンデーションとしては、パウダーの乗りをよくするために、リキッドタイプのものを使うのがベターです。
ファンデーションも、薄く塗っていくのがポイントです。
なぜなら、ほうれい線を最もよく隠してくれるのは、化粧下地やファンデーションではなく、コンシーラーやハイライトなど、後のステップで使う化粧品だからです。
そのため、化粧下地やファンデーションには時間をかけすぎなくて良いのです。
ファンデーションの薄塗り方法としては、まず、塗りたい箇所にファンデーションをぽんぽんと乗せていきます。
そしてそれらをスポンジなどを用いて薄く引き伸ばしていくのです。
ほうれい線を消すメイクのポイント2:影を目立たなくする
ほうれい線の正体は、頰の肉と口元の境目にできる「影」です。
これを目立たなくさせることが、ほうれい線を消すことにつながるのです。
そのために重要なのがこのステップです。
ほうれい線の影を消すために、明るめの「コンシーラー」を用意しましょう。
明るめのコンシーラーをほうれい線の影になっているところに点々とのせ、ファンデーションとの境目を指の腹でなじませましょう。
すると、コンシーラーの明るめの色と影の暗さが相殺し合って、ほうれい線が目立たなくなります。
ほうれい線を消すメイクのポイント3:光を集める
コンシーラーだけでも随分とほうれい線は目立たなくなりますが、最後の仕上げとしてやりたいのがこのステップです。
ラメ感やパール感のある「ハイライト」を用意してください。色は肌よりも明るめのものがいいですね。
用意したハイライトを、ほうれい線の影の内側に入れていくことで、ハイライトの色+ラメやパールによって集められた光によって、ほうれい線の影がさらに目立たなくなっていきます。
ただし、ハイライトの粒子が大きいと、やはり目立ってしまいます。
なるべく粒子の細かいものを選びましょう。