ほうれい線の原因は、大きく分けると２つあります。
2️⃣ ハリ・弾力の低下
この２つです。
この記事では、ほうれい線ができる原因1️⃣と2️⃣について
詳しく整理しました。
ほうれい線をしっかり対処したいと考えていましたら、
原因をしっかり抑えておく必要があります。
原因に対する正しい対処を取らないと
ほうれい線は消えていかないからです。
ほうれい線の原因をしっかり抑えて、
ほうれい線を防いだり・対策をしたりしたい人は、
ぜひこの記事を参考になさってください。
ほうれい線の原因 1️⃣：表情筋の低下
若くて健康な人の肌では、
表情筋が頬の肉を支えています。
表情筋というのは、顔の表情を作るときに
使う筋肉のことですね。
ところが、表情筋が低下すると、頬全体を支えていられなくなります。
そうすると、頬全体が垂れ下がってきてしまい、
口元との間に溝を刻んでしまうのです。
この溝が、表情筋の低下が原因で起こる、ほうれい線の正体です。
では表情筋が低下する原因は何かというと、
普段からあまり表情筋を使わないこと、にあります。
例えば、同じような表情ばかり作っている人や、会話が少ない人は、
表情の変化が乏しい＝表情筋をあまり使わない
ということになります。
こういった人は、表情筋が低下しやすいのです。
運動不足になると腕やおなかの筋肉が低下して
ぶよぶよになるのと一緒ですね。
表情筋も、普段使わないと、低下してしまうのです。
これが、表情筋の低下によってほうれい線ができる原因です。
表情筋エクササイズによって鍛えることができます。その方法は別の記事にまとめたので、
表情筋を鍛えることでほうれい線を解消したい方は、参考にしてみてください。
➡️ ほうれい線エクササイズ｜やり方を間違えると逆効果になる可能性も
ほうれい線の原因2️⃣：ハリ・弾力の低下
ほうれい線の原因の２つ目は、ハリ・弾力の低下です。
肌にハリや弾力がなくなってしまうと、
それまで形を保っていた頬の肉が、
重力にしたがって下に垂れ下がってきてしまいます。
これが、ハリ・弾力の低下が原因で起こるほうれい線の正体です。
では、ハリ・弾力が低下する原因は何か。
それを理解するためには、
人の肌の中について知っていただく必要があります。
人の肌というのは、その表面から深くなるにしたがって、
「表皮」→「真皮」→「皮下組織」
と分かれています。
肌のハリ・弾力をきめるものは、「真皮」の中にいます。
それが、「真皮」の中にいる、
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・繊維芽細胞
の４つです。
コラーゲンは、「真皮」全体に張り巡らされている、
“柱”のようなものです。
そして、エラスチンは、コラーゲン同士を結びつける”結び目”のようなもの。
コラーゲンをベッドのスプリング、エラスチンを、ベッドのマット、
と考えれば分かりやすいですね。
どちらか一方でもかけてしまうと、
ベッドはがたがたになってしまって弾力がなくなってしまいます。
肌でも同じことです。
コラーゲンもエラスチンも、両方が備わってはじめて、
弾力のある肌となるのです。
また、ヒアルロン酸は、「真皮」の隙間を埋めるように存在していて、
肌の水分を蓄える役割を持っています。
つまり、ヒアルロン酸が多いほど、
みずみずしく弾力のある肌となるのです。
そして、繊維芽細胞は、
ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンを”作る”役割を持っています。
繊維芽細胞が多い肌ほど、
ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンがたくさん作られるので、
ハリ・弾力のある肌となるのです。
まとめると、
コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・繊維芽細胞
これらはすべて、ハリや弾力を生み出すものなのです。
だから、これらのいずれかひとつが減ってしまうと、
その分、ハリや弾力が失われていってしまい、ほうれい線となってしまうんですね。
では、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸・繊維芽細胞は、
なぜ減少してしまうのか。
つまり、ハリ・弾力の低下によって出来るほうれい線の“根本”原因は何なのか。
ほうれい線をしっかり解消するためには、
この根本原因を抑えておく必要があります。
原因に見合った対処方法をとらないと、
ほうれい線は改善されないからです。
実は、ヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチン・繊維芽細胞が減少してしまう
主な原因は、次の３つ。
原因２：紫外線をたくさん浴びている
原因３：生活習慣が乱れている
これらどれかに当てはまると、
それが原因でヒアルロン酸などが減少してしまい、
ほうれい線を作ってしまうのです。
詳しいことは、別の記事で解説しました。
根本原因をしっかり抑えて
ほうれい線の予防・解消を目指したい方はぜひ参考になさってください。
➡️ほうれい線の原因（ハリ・弾力編）｜根本原因は３つの悪習慣にあり