赤クマはコンシーラーでしっかりカバーことができます。
ただ、そのためには、コンシーラーの使い方ももちろんですが、
他のタイプのクマと同様、コンシーラーの選び方にもポイントがあります。
気をつけなければいけないのは、
コンシーラーの使い方を間違えると、逆に赤クマが目立ってしまうということです。
赤クマ用コンシーラーの選び方、また、コンシーラーの使い方について、
この記事の中で紹介していきますね。
赤クマのコンシーラーの選び方のポイント
赤クマの原因は、目元の毛細血管が血行不良を起こすことにあります。
血管が鬱血を起こし、外から見ると目元が赤みを持って見えるのが、赤クマです。
適切なコンシーラーの使い方・選び方を守ることによって、
赤クマ特有の赤みを隠すことができます。
赤クマのコンシーラーには、イエロー系、またはグリーン系を使いましょう。
赤い色を相殺するのが、イエローまたはグリーンだからです。
また、店頭に並んでいるコンシーラーの中には、
血行促進効果のある成分や、目元の皮膚のハリをアップさせる成分などが
含まれているものもあります。できればそれらを選びましょう。
赤クマの原因は目元の毛細血管の血行不良にあるので、
血行促進は赤クマを改善してくれるのです。
また、目元の皮膚はとても薄いので、皮膚のハリがアップすることで
赤クマを目立たなくしてくれるのです。
赤クマを単に隠すだけでなく、赤クマそのものを改善してくれるので、
まさに一石二鳥だということです。
また、クマに使うコンシーラーとしては、
のびが良くて柔らかいタイプのコンシーラーがいいです。
なぜなら、デリケートな目元の皮膚のこすりすぎを防ぐことができるためです。
固いテクスチャーのものはカバー力はあるのですが、
シワになりやすく伸びないためムラになってしまいます。
つまり、かえって赤クマが目立ってしまうのです。
だから、のびが良くて柔らかいタイプがいいのです。
確かに、のびが良くて柔らかいタイプは
固いテクスチャーのものに比べてカバー力が劣ります。
ですが、これからお伝えするように、のびが良くて柔らかいタイプでも
しっかり赤クマをカバーするコンシーラーの使い方があるのです。
・イエロー系かグリーン系
・伸びが良くて柔らかいタイプ
・(可能であれば)血行不良改善&ハリアップ成分配合しているもの
これらを基準に選べばいいということです。
これからお話しするように、コンシーラーはその使い方にもポイントがあります。
それでは見ていきましょう。
コンシーラーを使うときのポイント
赤クマが目立つところには、本当はなるべくファンデーションはつけないで
コンシーラーだけを使ってカバーした方がいいです。
なぜかというと、薄くてデリケートな目の下の皮膚にあまり負担をかけると
メイクがよれやすくなり、かえって赤クマが目立ってしまうからです。
ただ、コンシーラーだけでは隠しきれない場合は
ファンデーションも積極的に使っていきましょう。
赤クマを隠すメイクの順番は、ファンデーションの種類によって異なります。
誤った手順で使用すると、コンシーラーのよさを活かせないどころか、
逆に赤クマが目立ってしまう可能性もあります。
それでは、メイクの流れを見ていきましょう。
ファンデーションがリキッドタイプの場合
使用するファンデーションがリキッドタイプの場合、
メイクの流れは以下の通りとなります。
①化粧下地を塗る
②ファンデーションを塗る
③コンシーラーを塗る
④フェイスパウダーで最後の仕上げ
液状のものから塗り重ねていき、最後にパウダーで仕上げる、
という考え方に基づいています。
コンシーラーとファンデーションの順番を逆にしてしまうと、
せっかく塗ったコンシーラーをファンデーションによって
剥がしてしまうことになってしまいます。
すると、せっかく隠した赤クマがあらわになってしまうのです。
ファンデーションがパウダータイプの場合
ファンデーションがパウダータイプの場合、以下の流れになります。
①化粧下地を塗る
②コンシーラーを塗る
③ファンデーションで密着させる
ファンデーションがパウダータイプの場合、
ファンデーションは最後の仕上げも兼ねています。
強く塗らず、目の下の皮膚を抑えるように乗せることがポイントです。
こうすることで、コンシーラーを塗った部分がしっかり定着します。
以上をまとめると、赤クマをしっかりカバーするコンシーラーとしては、
- イエロー系かグリーン系
- 伸びが良くて柔らかいタイプ
- 血行不良改善&ハリアップ成分配合
これらを基準に選びましょう。
また、「のびが良くて柔らかいタイプ」は比較的カバー力が低いのですが、
コンシーラーと一緒にファンデーションも適切な順番で使っていくと、
しっかり赤クマをカバーできることをお伝えしました。
<あやめ先生から一言
以上、赤クマをカバーするコンシーラーの選び方と使い方についての説明でした。ここで紹介したことを実践して、赤クマで悩まない生活を手にしましょう。