ほうれい線はマッサージで改善することが出来ます。
マッサージが必要な人の肌の中では、
「2つの異変」が起きています。
それは、「血行不良」と「老廃物の蓄積」です。
この記事では、マッサージによってこれらの「異変」にアプローチすることで
ほうれい線を解消・予防する方法について紹介しますね。
■ほうれい線マッサージによって「血行不良」を解消する方法3選
運動不足や加齢によって
顔の中を流れる血行が悪くなっていくことがあります。
悪化すると、「血行不良」となり、
水分や脂肪分が正しく排出されなくなってしまいます。
頬の部分に水分や脂肪分がたまると、
頬がたるんでしまい、口元との間に溝を刻んでしまいます。
これが、ほうれい線の正体です。
こうしてできるほうれい線を解消するためには、
ツボ押しマッサージによって「血行促進」をすることが有効です。
代表的な3つの方法について紹介しますね。
ほうれい線解消ツボ押しマッサージ1:巨りょう(こりょう)のマッサージ
巨りょうは小鼻の両付近にあるツボです。
左右の黒目の中心から真下に下ろして小鼻の高さあたりがツボの位置です。
このツボをゆっくり繰り返し押すことで血行を促進する効果が得られます。
左右のツボを5秒押して、ゆっくり話してからもう一度押す、
このサイクルを5回ほど繰り返すだけです。
※あまり強く押しすぎないように。肌を痛める危険があります。
指の腹でゆっくり押さえつけるイメージで大丈夫です。
ほうれい線解消ツボ押しマッサージ2:地倉(ちそう)
地倉は、左右の口角から1cm程度離れた位置にあるツボです。
このツボを、巨りょうと同じように、5秒押して、ゆっくり離して、を1サイクルとして、
計5サイクル程度繰り返します。
これによって血行促進効果がえられるのです。
地倉マッサージによって、
ほうれい線の根本(口回りの部分)に特に効果があります。
ほうれい線解消ツボ押しマッサージ3:下関(げかん)
下関は、耳たぶの付け根辺りにあるツボです。
口をかくかく動かすと、耳たぶの付け根辺りに溝が出来る部分がありますよね。
そこが、下関です。
ここを、巨りょう、地倉同様に、
5秒程度押して、ゆっくり離して、のサイクルを計5サイクル繰り返します。
これによって、血行促進が得られ、ほうれい線が改善されます。
■ほうれい線マッサージによって「老廃物の蓄積」を解消する方法1選
体全体には、リンパ節といって、
体の中でできた「老廃物」を排出する働きをする器官があります。
首から上にもリンパが通っていて、加齢や運動不足がたたると、
リンパの流れが悪くなってきてしまいます。
そうなると、顔中に「老廃物」がたまってしまうのです。
「老廃物」が顔にたまると、顔の肉がたるみ、
ほうれい線となってしまうのです。
これを解消するためには、
リンパの流れを良くするためのリンパマッサージが有効です。
その方法はカンタンで、次の2ステップです。
1️⃣ 目、頬、おでこ、口のまわりを軽く両手で左右対称にマッサージする
2️⃣ 耳の前から首筋、鎖骨へと流れるように両手で左右対称にマッサージする
顔の上の方から下にかけて、たまった老廃物を流すようなイメージで
マッサージをすることを意識してください。
これによって、ほうれい線が改善されていきます。
いかがでしたでしょうか?
まとめると、
・「老廃物の蓄積」を解消することでほうれい線を改善するマッサージ1つ
の計4つのマッサージを紹介してきました。
ぜひこれらを実践することでほうれい線を改善していってください。