赤クマの原因は、実は青クマの原因と似ています。
青クマの原因が、「静脈」の血行不良なのに対して、
赤クマの原因は、「動脈」と「静脈」の血行不良にあります。
では、赤クマ特有の血行不良を起こすのはなぜか。
実は、現代人ならではの生活習慣にその原因がありました。
この記事では、赤クマの原因についてまとめてみました。
■血行不良を起こすことによって赤クマになる理由
赤クマの特徴は、目元のできる赤みにあります。
皮膚を引っ張った時に目元の赤みが増したら、赤クマになっていると言えます。
眼球の周りにはたくさんの毛細血管が通っていて、
そこに血液が流れることで目元に栄養分や酸素を送り届けられるようになっています。
眼球のあたりには、目のクッションの役割をする眼窩(がんか)脂肪で覆われていて、
それを瞼が支える、というつくりになっています。
目元が血行不良を起こすと、目を上下に取り巻く眼輪筋という筋肉が透過したり、
眼窩脂肪が突出してきます。
すると、目元を通っている毛細血管が鬱血し、赤みを増してきます。
これが赤クマの原因です。
では、何が原因で血行不良を起こすのか、
つまり、赤クマの根本原因について、みていきましょう。
■赤クマの原因を作る現代人ならではの理由
赤クマの元である血行不良を起こす理由は、主に3つあります。
見るとわかるように、どれも、現代人ならではの理由なのです。
◎液晶画面の見過ぎ
最近急激に増えているのが、これです。
現代人は、テレビやパソコン、最近だと特にスマホの画面をじっと
見続ける機会が数年前よりも圧倒的に増えています。
画面を見続けると、目元の筋肉が鬱血を起こし、血行が悪くなってきます。
その結果、赤クマとなってしまうのです。
◎コンタクトレンズの着用
ここ十数年のうちに、コンタクトレンズを着用する人も増えました。
コンタクトレンズの長時間の着用は、目元の筋肉に負担をかけることになります。
その結果、目元が鬱血を起こし、赤クマとなってしまうのです。
◎睡眠不足
現代人に特に多いのが、この睡眠不足が元で起こる赤クマです。
睡眠不足になると、血中酸素濃度が下がることで目元の栄養分が行き渡らないだけでなく、
血液を送り込む力が不足し、鬱血を起こしやすくなります。
その結果、赤クマを起こしてしまうのです。
また、目元の皮膚はとても薄く、
身体中のほとんどの部位の皮膚の厚みが2mm程度なのに対して、
目元の皮膚はわずか0.5mm程度しかありません。
だから、他の部位に比べて特に目元は赤みが目立ってしまいやすいのです。
赤クマは、見た目の印象を悪くしてしまうだけでなく、
実は目元のたるみを作る原因にもなります。
目元に血液や栄養分が行きにくくなることで、
肌の弾力成分を生み出す能力が衰えるからです。
そうならないためにも、血流を改善する対策が必要です。
青クマと同じ、血流を改善する自宅ケアで改善することができます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
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