シミを解消するためには、
- 「攻め」のアプローチ ➡️ シミを薄くすること
- 「守り」のアプローチ ➡️ シミの原因である肌荒れを防ぐこと
これら2つが必要です。
「攻め」だけができていても新たなシミができるし、「守り」だけができていても、シミは改善されません。
この2つのアプローチによってシミを解消する方法についてこの記事の中でまとめました。
シミ解消のために知っておきたいシミの正体と原因
人の肌は、その表面から深くなるに従って、
角質層➡️顆粒層➡️有棘層➡️基底層
という順番に重なっています。
これら4つの層をまとめて「表皮」と言って、人の肌を覆っています。
基底層にはメラノサイトという細胞の塊が存在し、肌の表面付近で細胞がダメージを受けると、それを修復するために「メラニン」という物質を分泌します。
メラニンは本来肌の細胞を守ってくれる良い働きをするものなのですが、メラニンそれ自体は黒い色素を持っています(=メラニン色素と言います)。
ですが、通常、メラニンは肌のターンオーバーとともに肌の外へと排出されるので、メラニンが肌の中に定着することは少ないです。
ところが、肌のターンオーバーが乱れたり、肌の乾燥により肌荒れを起こしやすい肌の状態(=メラニンが分泌されやすい肌の状態)にあると、メラニンの排出スピードがメラニンの生成スピードに追いつかず、メラニンが肌の中に蓄積されていきます。
すると、メラニンの黒っぽい色素が肌の外からは目立ちます。
これがシミの正体です。
つまり、
- シミの正体 ➡️ 肌の中に居座るメラニン
- シミの原因 ➡️ ターンオーバーの乱れや肌の乾燥による肌荒れ
ということが言えるのです。
シミを解消するための「攻め」と「守り」のアプローチ
記事冒頭でもお話ししたように、シミを解消するためには、シミを薄くしつつ(=攻めのアプローチ)、シミの原因を取り除く(=守りのアプローチ)必要があります。
シミ解消のための「守り」のアプローチ
シミの原因を防ぐための「守り」のアプローチを取るためには、肌の保湿が欠かせません。
なぜなら、肌荒れの原因の中で最も多いのが、肌の乾燥だからです。
肌が乾燥していると、角質層が痛みやすくなります。また、空気中の有害物質が、肌の角質の隙間をぬって肌の中に入ってきやすくなります。
どちらもメラニンの生成量を多くしてしまう要因になりえます。
そこで、これらを防ぐためには、肌の保湿をする必要があります。
保湿がされていれば、角質層が痛みやすくなることもなければ、肌の角質に隙間ができにくくなります。
つまり、肌の保湿によってシミの原因を防ぐ「守り」のアプローチが行えるのです。
シミ解消のための「攻め」のアプローチ
シミを薄くする「攻め」のアプローチを取るためには、「ビタミンC誘導体」を配合した化粧品を使用するのが効果的です。
ビタミンC誘導体が肌の中に浸透すると、まず、酵素によって分解され、ビタミンCになります。
ビタミンCには、
- シミを無色化する作用
- メラニンの排出を抑える作用
の2つの効果があります。
つまり、ビタミンC誘導体によってシミが薄くなるという「攻め」が行えるのです。
ところが、ビタミンC誘導体には欠点がありました。
それは、ビタミンC誘導体が、肌の水分を奪いやすいという点です。
つまり、ビタミンC誘導体によってシミを薄くできる「攻め」を行える反面、シミの原因である肌の乾燥を引き起こし、「守り」が弱くなってしまうのです。
シミ解消に向けた「攻め」と「守り」を両立するためには
「攻め」が強化されれば「守り」が弱くなる、こんなジレンマを解決すべく、美容メーカーが開発した、新しいビタミンC誘導体があります。
それが、「保湿型」ビタミンC誘導体というものです。
水分を蓄える性質を持つグリセリンと融合することで生まれたこの新しいビタミンC誘導体であれば、従来のビタミンC誘導体で問題となっていた、肌が乾燥しやすいという欠点を補ってくれるのです。
さらに、保湿を行えることによるプラスの効果として、ビタミンC誘導体としての効果が持続しやすいという特徴もあります。
メーカーのデータでは、従来のビタミンC誘導体に対して、1.6倍もの時間において効果を発揮できるということがわかっています。
そんな保湿型ビタミンC誘導体を含んだ化粧品が、こちらです。
シミを解消したい方は、ぜひ一度試してみてください。
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