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茶クマ治療法|医師のいいなりにならない為に抑えておきたい事前知識

茶クマの治療法には色々あります。

それだけしっかり研究されているということです。

ただ、色々ありすぎて、結局どの治療法を選択したらいいか迷う人も多いはず。

しかも、調べて出てくる茶クマの治療法としては、
「茶クマ」専用ではなく「クマ」全般の治療法として
一緒くたにされてしまってることが多いです。

だから結局どれを選んだらいいかわからず皮膚科やクリニックで
医師に聞く人が多いのですが、それでは実は損です。

なぜ損かというと、皮膚科やクリニックではそれぞれの医師が得意な治療法しか行なっておらず、たくさんある治療法の中でも一部の治療法しか紹介してもらえないからです。

だから、皮膚科やクリニックを受診する前に、
治療法について知っておくことは重要なことです。

この記事では、茶クマの治療法についてまとめてみました。

ぜひ参考になさってください。

茶クマの原因と治療の指針

茶クマの治療法について紹介する前に知っておいていただきたいことが、
「茶クマの原因」と、「原因に対してどのようなアプローチで治療を行うか」、
ということについてです。

茶クマの原因には2つあります。

一つは、目元の「角質肥厚(かくしつひこう)」

角質肥厚とは、ターンオーバーによって排出された角質が蓄積されて層になった状態の事です。これが目元にできる事で茶色くくすんでしまいます。

これが角質肥厚タイプの茶クマです。

もうひとつが、目元の「色素沈着」です。

目元にメラニンが溜まっていると、それがシミとして見えてしまい、茶色くくすみます。

これが色素沈着タイプの茶クマです。

色素沈着タイプと角質肥厚タイプの見分け方は簡単です。

目元をさすってみて、ゴワゴワ、ザラザラしていれば、角質肥厚タイプ、
ということになります。

クリニックや皮膚科にて受けられる茶クマの施術の方針は二つあります。

・レーザーやピーリング、軟膏の塗布などによって角質肥厚を除去すること
・色素沈着の元であるメラニンの排除

これらによって茶クマの原因を取り除いていくことにあります。

では、具体的な治療法について見ていきましょう。

茶クマの治療法4選

記事冒頭でお伝えした通り、茶クマの治療法には色々あって、
クリニックや皮膚科によって実施していたりいなかったりと、いろいろです。

全部は紹介しきれないので、色々ある中でも、特に代表的な4つの方法を紹介します。

治療法1「YaGレーザー」

角質肥厚タイプの茶クマに有効なのが、この「YaGレーザー」です。

1064nmという最適な波長に調整されたこのYaGレーザーを肌に照射すると、
肌の表面に蓄積された古い角質が除去されていきます。

つまり、角質肥厚タイプ独特の目元の皮膚表面の茶色いくすみが取れていくのです。

また、治療後にほんのりした熱さは感じますが、痛みは少ないです。

さらに、ダウンタイムがなく、1回の照射でも十分に効果を実感できることから、
手軽に受診できるとして人気の治療法のひとつです。

治療法2「スタックトレーニング」

スタックトレーニングはYaGレーザーとは異なる波長を使ったレーザー治療の一種で、
色素沈着タイプの茶熊に有効な治療法です。

このレーザーの働きとしては、
目元の皮膚の内側に蓄積されたメラニンの過剰産生を抑える効果があります。

メラニンの生成量が下がることで、茶クマが次第に薄くなっていくのです。

また、ダウンタイムがないことも特徴の一つで、
治療後の副作用もほとんどなく、ほんのりと赤みが指す程度です。



治療法3「ライムライト」

色素沈着タイプに有効なのが、このライムライトです。

上の2つとは異なり、光を肌に照射する光治療の一種で、
目元だけでなく顔全体に照射します。

肌の中に蓄積されたメラニンの排出を促す効果があります。

メラニンが排出されることで茶クマが薄くなっていくという仕掛けです。

もともと、フォトフェイシャルという白人向けの光治療器を、
メラニンの量が多い日本人向けに改良したのがこのライムライトです。

フォトフェイシャルはメラニンの量が多い日本人にはあわず、
治療後に赤みが出るなどの副作用があったのですが、
ライムライトはその点を考慮し、十分な効果と安全性を両立するように改良されています。

治療法4「ハイドロキノン」

肌の漂白剤とも呼ばれる塗り薬が、このハイドロキノンです。

色素沈着タイプの茶クマに効果があります。

非常に効果が大きい一方、使い方を誤るとかぶれたりします。
(もちろん、医師の指示を守っていればそのようなことは起きないのですが。)

なぜ茶クマが治るかというと、
ハイドロキノンに含まれる成分が、目元のメラニン色素を合成する酵素の働きを弱め、
メラニンを生成するメラノサイトの働きを抑えてくれるからです。

医師との相談次第にはなりますが、
他の治療法と組み合わせることで相乗効果を狙うこともできます。

<あやめ先生から一言
いかがでしたでしょうか。実際には医師に詳しい症状を訴えた上で相談しながら治療法を決めていくことをおススメします。ですが、事前にこの記事に書いてあることを頭に入れておくと、話がスムーズに進むと思います。ぜひご参考になさってください。