青クマは、隠し方をマスターしてしまえば、実は綺麗に隠すことができます。
クマには青クマ、茶クマ、赤クマ、といった種類があって、
メイクによる隠し方がそれぞれ異なります。
正しい青クマの隠し方を知らないと、逆に青クマが目立ってしまったり、
すぐにメイクが剥がれて青クマが現れてしまったりします。
そのような経験をされた方は、青クマ用のメイクを行なっていなかったか、
そもそもメイクの手順が間違っているか、のどちらかです。
青クマ隠しメイクでは、青クマ独特の青白い色を目立たなくするために、
「青白い色と相性のいい色のコンシーラー」を使うのが、ポイントです。
■青クマの隠し方のポイント
青クマを隠すメイクのポイントを紹介していきます。
◎コンシーラーは厚塗り厳禁
特によくやりがちな青クマ隠しメイクが、
コンシーラーを目の下に厚塗りしてしまうメイク方法です。
これだととても不自然な仕上がりになってしまいます。
また、メイクが崩れやすくなるので、
朝メイクしても夕方には青クマが目立ってしまうようになります。
青クマを目立たなくするためには、コンシーラーは“薄く”塗るのがポイントです。
どのコンシーラーでもいいわけではありません。
この記事の後半でお伝えするように、
薄塗りでも十分に効果を得ることのできるコンシーラーの選び方のポイントがあるのです。
◎コンシーラーはトントンと叩いて乗せるだけ
これもやってしまいがちなのですが、指でコンシーラーを広げるように塗るのはNGです。
無理に指で広げるようなことをすると、ムラができて不自然な仕上がりになるのです。
指の腹にとったり、綿棒や専用ブラシなどを使うことで、
トントンと軽くたたくように乗せるのがポイントです。
◎コンシーラーは綺麗にぼかす
コンシーラーは乗せるだけでは完成ではありません。
そのままでは目の周りとの境目が目立つので、
それがなくなるようにぼかしていく必要があります。
ぼかすことでクマを綺麗に隠しつつ、コンシーラーで隠した部分だけが
浮いてしまうようなことを避けられます。
■青クマ隠しメイクの簡単３ステップ
以上のポイントを踏まえて、
青クマを隠すメイクで必要なアイテムと、メイクの手順について紹介しますね。
まず、必要なアイテムとしては、
・オレンジ系の赤みのあるコンシーラー
・ベージュ系のコンシーラー
・仕上げ用の光沢のあるパウダー
この３つです。
青クマは血行不良が原因です。
だから、青クマの特徴である青白い色を自然な肌色に見せるには、
青白い色と対のオレンジ系の赤みのあるコンシーラーが必要なのです。
これが、青クマ隠しメイクの一番のポイントです。
続いて、これら３つのアイテムを使った青クマ隠しメイクの手順を紹介しますね。
①オレンジ系のコンシーラーを塗る
上から指で軽く押さえて定着させるのがポイントです。
目の周囲にはみ出すと不自然な色になるので注意しましょう。
②ベージュ系のコンシーラーを使う
青クマの範囲から５ミリ程度外側まで広げて塗っていきます。
境界線を指で軽くなじませて、境目を目立たなくしていきましょう。
③光沢のある仕上げ用パウダーを使う
目の下を若々しく見せるための最後の仕上げです。
ブラシで軽く乗せていきます。
＜あやめ先生から一言
この３つのステップで、目の下の青くまは、ほとんど目立たなくなります。一番重要なのは、青い色を帳消しするオレンジ系のコンシーラーです。ぜひ一度試してみてください。