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毛穴のつまりを皮膚科で治療する方法|セルフケアで悪化する前に

毛穴のつまりを取り除く施術は皮膚科にて受ける事が出来ます。

その方法には、大きく分けて3つあります。

市販コスメを使ったり、自宅で行う自己流方法でも毛穴のつまりを
取り除く事はある程度は可能です。

ただし、自分で行うケアでは毛穴を傷つけたり、毛穴の開きを悪化させたりなど、
さまざまな危険をはらんでいるのです。

この記事の中で紹介する皮膚科での治療であれば、
医師とのカウンセリングを踏まえて安全に施術をすることができます

■皮膚科でうけられる毛穴のつまりの治療法3選

皮膚科で受けられる毛穴のつまり治療法を紹介していきます。

大きく分けると、次の3つがあります。

レーザー治療

毛穴のつまりの正体は、毛穴の中の皮脂と古い角質が混ざり合って出来た「角栓」です。長い間これを放置していると、紫外線の影響を受けたり、大気中の汚れが混ざってしまう事により、毛穴が黒ずんでいる場合もあります。

毛穴がこのような状態にあると、市販コスメを使ってもなかなか改善しないものです。

このような場合に、皮膚科で受けられるレーザー治療がおすすめです。

それが、カーボンピーリングというレーザー治療法です。

カーボンピーリングの施術では、まず肌の表面にカーボンローションを塗布します。次に、レーザーを照射していきます。

すると、カーボンローションの色素がレーザーに反応し、生じた熱によって毛穴のつまりが取り除かれます。

また、毛穴が引き締まり、毛穴つまりが発生しにくくなる効果もあります。

毛穴のつまりケアに時間をかけたくない方におすすめの方法です。



ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは酸性の薬品を使って毛穴表面に蓄積された古い角質や角栓(=毛穴のつまりの正体)を落としていく方法です。

「薬品」や「酸性」とかくと少々肌に悪そうな気がしてしまいますが、
もちろん医師によって安全に行われる治療なので、ご安心を。

ただ、ピーリングをやりすぎると、比較的新しい角質もはがしてしまう事になります。

新しい角質がはがされてしまうと、肌の細胞が失われた角質を補おうと、細胞の活動が活発になります。これによって、肌のターンオーバー(=肌の新陳代謝のこと)の速度が急激に早まり、様々な肌トラブルを起こすきっかけになってしまいます。

施術の頻度等の具体的なことについては、医師と話しながら決めていきましょう。
危険な事は医師は進めないので、安心して治療を受けられるのも、皮膚科で受ける事のメリットですね。

角栓吸引

角栓吸引とは、その名の通り、角栓を引っ張りだしてきてきれいにする方法です。

といっても、掃除機のようなものを使って引っこ抜くイメージとは少し異なります。

まず、顔全体にスチームを当てていきます。すると、スチームが当たった箇所の毛穴が浮き立ってきて、毛穴のつまりを取りやすくなります。

毛穴が浮きだった状態で、次に、ガラス管を使って角栓を吸着していきます。

角栓吸引では、ピーリングと組み合わせる事も多いです。
ピーリングとは先ほど紹介した通り、角質を落とす方法です。

角質がある状態だと固くなり、角栓は出てこないので、
まずピーリングで角質を除去し、毛穴を柔らかくします。


<あやめ先生から一言

この記事で紹介したように、治療法には主に3つがあります。
まずは皮膚科を受診してどれを受けるか相談をするのがおすすめです。