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毛穴のつまりの原因は?意外な生活習慣にその落とし穴があった

毛穴のつまりの原因は、肌の新陳代謝の乱れにあります。

肌は約4週間サイクルで新陳代謝を行っています。
この新陳代謝のことをターンオーバーといいます。

ある原因でホルモンバランスが乱れると、ターンオーバーの周期が早くなり、
肌表面の角質がはがれ落ちるスピードよりも角質が生まれる割合の方が多くなり、
角質がどんどん溜まっていきます。

溜まった角質は毛穴の中の皮脂と混ざり合って、「角栓」へと変化します。
角栓が毛穴につまって毛穴が塞がれる状態、これが、毛穴のつまりです。

■ターンオーバーはなぜ乱れるか

ターンオーバーが早くなると、角質の生成スピードが上がり、
角質がたくさん蓄積された状態(=角質肥厚(かくしつひこう))に陥ります。

角質肥厚になると角栓が出来やすくなるのです。

ターンオーバーが早くなる原因には主に3つあります。

◎紫外線の影響

紫外線を浴びると、肌の組織が壊れます。すると、肌の細胞が早く組織を修復しようとし、ターンオーバーの速度が速くなります。これによって、角質肥厚が進み、角質や角栓ができやすくなるのです。



◎顔の洗い過ぎ

メイクを落とすときなどに、必要以上に顔の肌をゴシゴシ洗いすぎるのはNGです。
洗い過ぎは、顔の肌の角質を無理に引きはがすことになるからです。

若い角質が肌からはがされると、肌の中の細胞は、次の角質を急いで作るようになります。

すると、細胞が育っていない状態でターンオーバーを繰り返さなければなくなります。

また、洗顔は毛穴の中の皮脂をとる行為でもあります。皮脂の過剰分泌は毛穴にとって良くないことですが、ある程度の皮脂は毛穴の中に保つ必要があります。なぜなら皮脂は肌の潤いを保ってくれる大切な油分でもあるからです。

洗顔のし過ぎで、必要以上に皮脂をとってしまうと、肌細胞は乾燥から肌を守ろうとし、ターンオーバーを早めてしまうことにつながってしまうのです。

◎肌の栄養不足

肌に栄養が不足すると、肌の細胞が育ちにくくなります。すると、肌の細胞が育ちきらないままターンオーバーによって押し上げられていくことになります。

細胞が未熟だと十分にその機能を発揮することが出来なくなり、肌のバリア機能が低下します。

これによって、固くてごわごわした角質が肌に残ってしまうことになるのです。

その結果、毛穴のつまりを招いてしまうわけです。

<あやめ先生から今日の一言

毛穴のつまりの主な原因はターンオーバーが早くなってしまうことです。その原因は、紫外線・洗顔のし過ぎ・肌の栄養不足、この3つです。毛穴のつまりを作らない為にも、日頃から正しい肌ケアをすることを心がけましょう。